社寺改修

これからも末永く、安心して頂くために

山下では、社寺の改修・耐震補強を行っています。
近年、日本では大きな地震が続けざまに発生し、歴史的な社寺が倒壊の被害にあっています。
古い昔の建築は、想定外の大きな地震に耐える事ができないのです。
かけがえのない社寺を守るためにも、改修・耐震補強は必要です。

山下の社寺改修

社寺改修・耐震補強について

<社寺の改修・耐震補強工事を行う場合、建物の現状(基礎、屋根、柱の径、構造等)を調査の上、一部の補強改修で済むのか、それとも全体改修になるのかを含めて相談致します。 まだまだ使用できる歴史のある柱などは利用し、後世に遺していきたいと思っています。

山下の耐震構造

社寺には、一般的には屋根が大きく重量があり、さらに壁が少ないという特徴があります。
この特徴は、耐震性という点に関しては、あまりよいことではありません。
当社では、建物の基盤から見直し、床下全体の風通しを考慮した独自の基礎工法により、地震に強い建物構造の設計を行います。
建物は床下からの空気の通り道を考えなければ、しっかりした地盤でも耐震構造に影響がでてしまうのです。

社寺改修・耐震補強の流れ

  1. 耐震診断調査(※1)
  2. 設計契約
  3. 耐震設計(※2)
  4. 見積・工事契約
  5. 耐震工事
  6. 完成

山下では、建築メンテナンスの顧問契約を行っております。
顧問契約を行っていただければ、定期的に建物のメンテナンス調査を実施し、建物の劣化を早期発見し、修復することができます。
定期的なメンテナンスを行うことで、修繕費などの発生を防ぎ、トータルコストの削減に繋がります。

※1 耐震診断調査とは
現地調査を行い、建物の劣化、傾き、構造不良等を調査し、診断報告書を作成します。
耐震工事が必要な場合は、改善報告書を提案致します。
※2 耐震設計とは
診断報告書および改善報告書を基に、依頼主とコミュニケーションを繰り返し、耐震設計を実施します。(基礎工法、筋交い設置、傾き調整等の計画等)